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泰明(たいめい)・舞香(まいか) 藤居醸造  大分県豊後大野市

~うちの蔵でしか、できないことがある~

 

大分市の中心部から南西へ車で40分。農業の盛んな旧千歳村の中心地にあります。昭和4年創業のこだわり蔵は全ての工程を手造りで行い、味わい深い麦焼酎を造り続けています。
藤居醸造のほとんどの商品は深くて濃厚な飲み応えのある味わいが特徴となっています。原料麦の豊かな香りとコクがずっしりと感じられる充実感は本当に衝撃的で、初めて口にしたときの感動は大変なものがありました。個人的には本格焼酎の持つコクに開眼した瞬間でもありました。

 

● 藤居醸造は本当に全て手造りです

2013年秋、久しぶりにお伺いした蔵は以前とまったく同じで、手造りはそのままでした。あえて機械化をせずに手間暇をかけて飲み応えのある焼酎を追及している姿も、以前と変わらずでした。変わったことは、蔵の入り口にゲストルームを作り、見学の皆さんに焼酎の美味しさを体験してもらうスペースができていたことです。造りは以前と同じですが、飲み手のことをいつでも考えて、益々進化する藤居醸造に期待しています。
● 竹田の湧き水
車でおよそ45分かけて汲みに行く仕込み水は「竹田の名水」という有名な湧き水で軟水です。

 

 

~あせらずじっくり~

 

鹿児島県と境を接する宮崎県最南端の町・串間市にある松露酒造は、昭和3年創業の歴史ある蔵です。地元を中心とした「松露」、都会向けの「心水」「うすにごり」などの芋焼酎を主に、米焼酎や麦焼酎も造っています。

原料のサツマイモは良質なものを求め、鹿児島県の大隈半島から取り寄せています。水は良質な地下水を使用し、高度な蒸留技術で丁寧に造ります。出来上がった原酒は敷地内にある貯蔵タンクで深い眠りにつきます。基本的に瓶詰め前の濾過は軽くし、さらに一部の商品は無濾過で仕上げて旨み成分を残します。そのため若干にごりがでることがありますが、麹の旨みのある骨太でしっかりとした味わいの中に、長期熟成の柔らかさと深みを兼ね備えた焼酎に仕上がります。

~地元を大切にする蔵~

 

薩摩半島の最南端、開聞岳を仰ぎ見る指宿市山川町にあります。ここはサツマイモ栽培の発祥地としても知られている町で、山川産のイモを使うことは蔵のこだわりの一つです。この蔵の一次仕込みはすべてが丁寧なカメ壷仕込みです。造りの基本部分を大切に丁寧に、というのはこの蔵にとって当たり前のことなのでしょうか。それをあえて宣伝文句にしないところに、地元地域に密着した製造業としての誇りを感じます。

 

● 一次仕込みはすべて甕仕込で

田村合名会社には品質第一・消費者重視の姿勢を強く感じます。2005年1月に蔵に伺った時にも、お話の中で特にレギュラー酒に対する強い自負心を感じました。直接お話させていただいて印象的に思ったことは、ものを造っている方の言葉だなということです。社長さんは座るなりさっそく前年のイモの出来具合やイモ仲買人とのやりとりの経緯をお話くださいました。蔵を案内していただいた北川さんは、製品の旨さの秘密になるような味わいの成分などのお話よりは、製造過程の手順を熱心に説明してくださいました。高品質の原材料を入手する困難や地道な製造工程を経て初めてようやく一本の焼酎が生まれるのだということを再認識した次第です。製造への真摯な取り組みに心を打たれて、私の背筋が思わずピンと伸びるような思いをしました。これからはもっと謙虚に焼酎を味わい、それを心を込めてお客様にお伝えしていこうと心に誓いました。

~大地に根ざした焼酎造り~

 

蔵のある頴娃町は見渡すかぎりのお茶畑とイモ畑が続くところです。海に向かってなだらかな斜面が落ちていて、海上には薩摩富士とも呼ばれる開聞岳の美しいシルエットが浮かびます。
風光明媚なこの土地にある佐多宗二商店は、製造から販売までを本当に一生懸命にしている情熱あふれる蔵です。2004年には念願の新蔵が完成し、さらなる品質向上を図っています。何よりの誇りである南薩摩の土壌でしか出来ない芋の旨みを柱に、消費者の高い要求に応える様々なアイデアを盛り込んだ焼酎造りを展開しています。

~農村の魂と汗の結晶~

 

明治44年の創業の伝統ある蔵です。自然豊かな霧島連山の麓にあり、蔵の裏側には霧島川の清流が流れています。創業時代から大切に使われた、和がめを使用し丹念に醸しています。

~職人気質の焼酎造り~

 

江戸時代には幕府の天領として栄えた、宮崎市郊外の国富町。川越酒造場はその町の中心部にひっそりと佇んでいます。外見からは酒蔵に見えないほど質素ですが、一歩足を踏み入れてみると仕込蔵は明治末期の建物で、所狭しと素焼きの壷が並んでいます。この蔵は幾たびかの苦難を乗り越えて現在に至りました。町に何軒かあった焼酎蔵も今では川越酒造場ただ一軒になってしまいました。

 

● 当主 川越雅博氏

父、川越善博氏の遺志を継ぎ、川越を不動のものにしました。焼酎造りの秋から冬にかけて、早朝から丁寧な焼酎造りをしています。原料のイモにこだわり、春から秋の収穫までの間には、何度も農家さんと打合せをして、焼酎造りに適した、澱粉質の多い良質のイモを生産してもらっています。
画像のまるまると太ったイモはその証拠です

~陽出る國(ひいずるくに)の酒蔵~

 

黒糖焼酎の第一人者的存在のこの蔵は、とにかく原料にこだわりぬきます。台風等の被害によりサトウキビが減収し奄美と沖縄産の黒糖の入荷が減った際には、焼酎の製造量を減らしてでも品質の維持を図り、「朝日」の風味・味わいを維持するために外国産黒糖を使用しませんでした。また、蒸留後には原酒をしっかりと寝かせ、納得いく仕上がりになるまでは出荷しません。レギュラー酒にまできちんとしたこだわりがあります。

専務で杜氏の喜禎浩之氏のチャレンジは、普段の食事と合わせやすい黒糖焼酎を世に出しました。それが壱乃醸朝日と飛乃流朝日です。それまでの黒糖焼酎のイメージを一新する洗練された味わいは、沢山の焼酎通からの支持を得ています。

国産の黒糖にこだわる朝日酒造は、度重なる台風の被害によりサトウキビの収穫量が減少した際も、外国産を使用せず生産量を減らしてまでも、品質保持を貫いた話は有名です。

~手造り入魂~

 

蔵は熊本県天草の下島、島の中央、本土側に面した海岸沿いにあります。天草酒造合名会社は芋焼酎の蔵として明治32年に創業。戦後の社会の変化に伴い、米と麦の減圧焼酎の製造を開始。その後、芋焼酎の休止と、蔵にとって厳しい冬の時代が長く続きました。長年の夢である芋焼酎の復活は、7年をかけた復活プログラムにより、2007年に復刻しました。

 

● 造り手は若き4代目、平下豊氏

東京農大を卒業後すぐに蔵に戻り、手造りで独自性の高い芋焼酎を造るべく、着々と準備を進め、2007年頃に今までの蔵から南に100mほど、小高い丘の上に新蔵を建てました。そこからは、港の全貌が見え、復刻した「池の露」のラベルに描かれている景色が一望できます。

 

● チンタラ蒸留器

この蒸留器で蒸留を行うと、熱くなった鉄釜から『チンッチンッ』という音が出て、次に加熱した蒸気を冷ましてできた雫が瓶に『タラタラ』と滴り落ちて焼酎が完成します。この方法の場合一回に蒸留できる量がわずかなため、何度も何度も作業を行い、結果作業時間がものすごくかかってしまうそうです。そのため、この兜釜式蒸留器を別名チンタラ蒸留器とも呼び、この長い作業の様から「チンタラ」という言葉が生まれたそうです。この蒸留器を使用した商品「チンタラ」も入荷いたしました。

 

 

~鹿児んまの蔵魂 この一滴に注ぐ~

 

鹿児島県の北西部(北薩)にある小牧醸造は、創業1909年(明治42年)です。過去3回の水害にもめげず、復興を成し遂げています。

蔵の北には霊峰紫尾山がそびえ、その伏流水で仕込んでいます。

 

一尚

兄の一徳(かずのり)さんと、弟の尚徳(ひさのり)さんの一文字づつとって名付けされたお酒です。「一尚=一生」一生飲んで頂ける・付き合って頂けるように、日々精進をする意味が込められています。

住所 東京都港区赤坂2丁目18番5号
FAX 03-3588-1188
【営業時間】
月火木金 15:00~19:00
 土  12:00~17:00
 日  12:00~17:00
水・祝日 店休日

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