「山形正宗」から今年新たにフラグシップに相応しい「日本の伝統色」シリーズ3種『藍(あい)』・『紅(くれない)』・『鞠塵(きくじん)』が発売されました。 ここで紹介する「鞠塵(きくじん)」は、古来より日本の醸造に活用されてきた「種こうじ」に由来する緑色。平安時代に編集された「延喜式」にその名が登場します。天皇とその待中のみが着用を許された色であり、日本人にとって麹がいかに大切なものであったかをうかがい知ることができます。「酒米の王様」と呼ばれる「山田錦」が誕生した兵庫県。その特A米の産地である「東条(秋津)産山田錦」に敬意を表して命名されました。 年末・年始のお酒に、また箱付きですので、ご贈答にも最適です。
仄かにリンゴを思わせる穏やかな香り。きれいな口当たり。生もとらしい酸味が広がった後、しっとりしたお米の旨味がじわじわ来て、やや引き締まった軽快なボディながら程よいコクを感じます。後半は、コクを感じつつ仄かな苦味・渋味と共にドライに切れていきます。クリアでまとまりがよく上質で繊細な旨味が感じられます。
(更新日:2019年12月25日)
スタッフから一言
「山形正宗」から今年新たにフラグシップに相応しい「日本の伝統色」シリーズ3種『藍(あい)』・『紅(くれない)』・『鞠塵(きくじん)』が発売されました。 ここで紹介する「鞠塵(きくじん)」は、古来より日本の醸造に活用されてきた「種こうじ」に由来する緑色。平安時代に編集された「延喜式」にその名が登場します。天皇とその待中のみが着用を許された色であり、日本人にとって麹がいかに大切なものであったかをうかがい知ることができます。「酒米の王様」と呼ばれる「山田錦」が誕生した兵庫県。その特A米の産地である「東条(秋津)産山田錦」に敬意を表して命名されました。 年末・年始のお酒に、また箱付きですので、ご贈答にも最適です。
仄かにリンゴを思わせる穏やかな香り。きれいな口当たり。生もとらしい酸味が広がった後、しっとりしたお米の旨味がじわじわ来て、やや引き締まった軽快なボディながら程よいコクを感じます。後半は、コクを感じつつ仄かな苦味・渋味と共にドライに切れていきます。クリアでまとまりがよく上質で繊細な旨味が感じられます。
(更新日:2019年12月25日)