木戸泉酒造の古酒の歴史は昭和31年(1856)まで遡ります。その時代は防腐剤を添加した酒造りが主流でした。防腐剤は酒質を劣化させない為に添加が許されていましたが、防腐剤は人体に多くの負の影響を及ぼしていました。
その現状に懸念を抱いたのが古酒造りの始まりになります。造り酒屋として人様に飲んでいただく酒は『身体を蝕む酒』ではなく『安全で安心』であるべきだと当時の蔵元(現社長の祖父)は消費者志向の強い信念を持ち、防腐剤を添加しない酒造りすなわち何年たってもヘタらない酒・寝かせても旨い酒造りの挑戦に挑んだのでした。
文献によると日本酒の歴史は鎌倉時代からと言われています。その当時親しまれていた酒は3年から5年の熟成されたお酒で、その熟成文化は戦時下の統制で途絶えてしまいました。
それを復活させる為に10年間失敗と努力を重ね『高温山廃仕込み』という製法を編み出したのです。10年間失敗し続けても諦めずに挑戦できたのは『人々の心を豊かにする』という想いだけでした。そしてその想いは今もなお生き続けており現在までに3代に渡り木戸泉の蔵元が守り続けております。ふくよかな余韻と芯のある酸は蔵元の心すらもヘタらせることなく飲んで下さる方の心を豊かにしております。
木戸泉酒造にとって高温山廃仕込みとは先人の絶え間ない努力と途切れない想いを繋ぐ欠かせない製法なのです。
この商品はその古酒と新酒のブレンド酒になります。30年以上前に造られた日本酒の融和は古き良き時代から新しき時代へ変わらぬ想いを繋げていく橋渡しの意味を込めております。
【蔵元の資料に一部加筆致しました】
1年以上の熟成酒をベースに 30年超の純米酒と 5年超のアフスをブレンド。
黄金色。軽やかな熟成感。 芯の太い酸と十分な旨み。 かすかに複雑な味わい。 心地良い余韻。
(更新日:2022年9月4日)
スタッフから一言
『古き良き時代から新しき時代へ』
木戸泉酒造の古酒の歴史は昭和31年(1856)まで遡ります。その時代は防腐剤を添加した酒造りが主流でした。防腐剤は酒質を劣化させない為に添加が許されていましたが、防腐剤は人体に多くの負の影響を及ぼしていました。
その現状に懸念を抱いたのが古酒造りの始まりになります。造り酒屋として人様に飲んでいただく酒は『身体を蝕む酒』ではなく『安全で安心』であるべきだと当時の蔵元(現社長の祖父)は消費者志向の強い信念を持ち、防腐剤を添加しない酒造りすなわち何年たってもヘタらない酒・寝かせても旨い酒造りの挑戦に挑んだのでした。
文献によると日本酒の歴史は鎌倉時代からと言われています。その当時親しまれていた酒は3年から5年の熟成されたお酒で、その熟成文化は戦時下の統制で途絶えてしまいました。
それを復活させる為に10年間失敗と努力を重ね『高温山廃仕込み』という製法を編み出したのです。10年間失敗し続けても諦めずに挑戦できたのは『人々の心を豊かにする』という想いだけでした。そしてその想いは今もなお生き続けており現在までに3代に渡り木戸泉の蔵元が守り続けております。ふくよかな余韻と芯のある酸は蔵元の心すらもヘタらせることなく飲んで下さる方の心を豊かにしております。
木戸泉酒造にとって高温山廃仕込みとは先人の絶え間ない努力と途切れない想いを繋ぐ欠かせない製法なのです。
この商品はその古酒と新酒のブレンド酒になります。30年以上前に造られた日本酒の融和は古き良き時代から新しき時代へ変わらぬ想いを繋げていく橋渡しの意味を込めております。
【蔵元の資料に一部加筆致しました】
1年以上の熟成酒をベースに
30年超の純米酒と
5年超のアフスをブレンド。
黄金色。軽やかな熟成感。
芯の太い酸と十分な旨み。
かすかに複雑な味わい。
心地良い余韻。
(更新日:2022年9月4日)